2016/08/15

Microsoft Solitaire Collection

Microsoft Solitaire Collection
Microsoft Studios / Arkadium
Windows / Android / iOS

昨年購入したスーパーファミコンソフトの12種類のソリティアコレクション「トランプアイランド」は、新鮮な感覚の、すごい作品で、様々なソリティアの面白さを知ることになり、いろいろなソリティアに出会うことができた。

「Microsoft Solitaire Collection」には「Klondike」、「Spider」、「FreeCell」、「Pyramid」、「TriPeaks」が収録されている。SpiderとTriPeaksはトランプアイランドにはないソリティア。

さらに、通常のゲームのほかに、ほとんどすべてがクリア可能として用意される決まった問題(チャレンジ)を解くスタークラブやデイリーチャレンジやイベントなど、相当なボリュームのあるゲームになっている。

「Klondike」、「Spider」、「FreeCell」、「Pyramid」、「TriPeaks」のいずれも、それぞれ1つのゲームとしてやりごたえがあり、とても奥が深い。


2019年6月に、ひさびさにMicrosoft Solitaire Collectionを開くと、新しい機能が追加されていた。1つは、「レベル」機能で、もう一つは、Pyramidと、TriPeaksに「個別ボード(Individual Boards)」機能が追加され、ついに、KlondikeやSpiderやFreeCellで実現していた、クリア可能ボードを解くといったプレイが可能になった。

このように、Microsoft Solitaire Collectionは、2019年現在も更新を続けており、このブログの記事が最新の状態と異なっていたりなど、古くなる可能性も多いので、すいません😓

ちなみに、サンセソフトカタログでは、このページも含めすべてのページの直リン、共有、シェアは自由なので、気楽にURL貼り付け、共有、シェアを行っていただけるととてもうれしい😄🍰

■レベル

Klondike、Spider、FreeCell、Pyramid、TriPeaksの各ソリティアそれぞれに、「レベル」が表示される。クリアすると、難度に応じてもらえる「XP」をそのレベルごとに決まった量貯めると、次のレベルにアップする。

レベル5になると、「新人」という「タイトル」がつく。そして、レベル10になると、「ファン」というタイトルになる。また、レベル15になると、さらに次のタイトルになるという。このように、レベルを上げてさらに上のタイトルを見る楽しみがある。なお、タイトルが変わると、クリア時のレベルが表示されるときのマークの枠が少しずつ派手になっていく。

ちなみに、それぞれのソリティアで10レベルになると、そのソリティアの模様のカード裏面をアンロックできる。

そのときに出てくるウィンドウでは、新しい"カード裏面"を獲得したことを示し、獲得した"カード裏面"を今すぐ適用するかどうかを聞いている。「適用」ボタンを押すと、そのカード裏面になる。「結構です」を押すと、カード裏面は変わらない。いずれの場合も、いつでもゲーム中の「カード」メニューや、「テーマ」の「カード裏面を変更」で、獲得したカード裏面や元のカード裏面に変更できるので安心。

XPは各ソリティアの選択したゲームによって獲得できる量が異なる。基本的には、難度が高いモードのほうがより多く獲得できるが、難しいモードの場合は解くのにものすごく時間がかかるか、解けなかったりするので、XPを貯めるという目的の場合は、自分の貯めやすい難度のモードで進めていく。

難度の選択のほか、実際のカードでのソリティア同様のランダムも選べるが、ランダムでは、クリア不能の可能性もある。さらに、XPの獲得が少なかったりする。ランダムはPyramidとTriPeaksでは「エンドレス ボード」となり、3回のディールのなかでどれだけボードをクリアできるか、スコアがどれだけ取れるかに挑戦する。

ちなみに、この新しいゲームの時に出てくる山札の難度やモードを選ぶウィンドウを出すと、前の画面に戻れないが、「プレイ」を選んだあと、そのままで戻ったり別のところに行ったりして良い。そうすると、次にそのソリティアを始めると、それから始まる。また、そのゲームをしたくない場合は、何もしない間はそこで新しいゲームを選んでも負けにならないので、それを利用する。

「プレイ」を選んだあと、1つでも動かすと、それを元に戻すで最初まで戻っても新しいゲームをすると、「ゲームを終了またはやり直すと、統計上は負けと換算されます OK キャンセル」という警告ウィンドウが表示される。そこでOKを押すと負けになるが、キャンセルで再開でき、そこでクリアすると勝ちになる。

ちなみに、途中で抜けたり、アプリを終了したりしても、再びそのソリティアをすると、中断したところから再開する。詰んだときも、最後の一手を戻して元に戻っていると負けにならない。ものすごく難しくてなかなか解けないときはいったんやめて別の日にするとクリアできるときもあるが、それでも難しすぎるときは無理せずやめるのも良い方法。

■XP

各ソリティアの各モードで獲得できるXPの一覧は以下の通り。しかし、いきなりのことなので、急場で調べて入力したため、間違っているところもあるかもしれない😅

今後獲得XPの値は変わる可能性がある。

また、日替わりで特定の項目が「ボーナス XP」となっていることがある。その項目は獲得XPが2倍になる(3倍の時もあったのでその時によって異なる)。

◆Klondike

●標準(1ドロー)
初級 300 XP:
中級 500 XP:
上級 700 XP:
エキスパート 1,000 XP:
名人 2,000 XP:
師範 3,000 XP:
ランダム 300 XP:

●標準(3ドロー)
●ラスベガス(3ドロー)
●累積型ラスベガス(3ドロー)
中級 500 XP:
上級 700 XP:
エキスパート 1,000 XP:
名人 2,000 XP:
師範 3,000 XP:
ランダム 300 XP:

●ラスベガス(1ドロー)
●累積型ラスベガス(1ドロー)
中級 500 XP:
上級 700 XP:
エキスパート 1,000 XP:
名人 2,000 XP:
師範 3,000 XP:
ランダム 300 XP:

◆Spider

●1組
初級 400 XP:
中級 600 XP:
上級 1,000 XP:
エキスパート 1,500 XP:
名人 2,000 XP:
ランダム 400 XP:

●2組
上級 1,500 XP:
中級 2,000 XP:
名人 3,000 XP:
師範 4,000 XP:
ランダム 1,500 XP:

●4組
エキスパート 3,000 XP:
名人 4,000 XP:
師範 6,000 XP:
ランダム 3,000 XP:

◆FreeCell

初級 300 XP:
中級500 XP:
上級 700 XP:
エキスパート 1,000 XP:
ランダム 300 XP:

◆Pyramid
◆TriPeaks

●1ボード
初級 150 XP:
中級 250 XP:
上級 350 XP:
エキスパート 500 XP:
名人 800 XP:
師範 1,600 XP:

●2ボード
初級 400 XP:
中級 600 XP:
上級 800 XP:
エキスパート 1,200 XP:
名人 2,000 XP:
師範 4,000 XP:

●3ボード
初級 700 XP:
中級 1,000 XP:
上級 1,500 XP:
エキスパート 2,000 XP:
名人 3,000 XP:
師範 6,000 XP:

●エンドレスボード(ディール3回まで)
ランダム 150 XP:(ボードごと)

◆チャレンジ

デイリーチャレンジ、イベント、スタークラブのチャレンジでもXPを獲得できる。チャレンジでは、難度によってXPの量が異なる。

初級 300 XP:
中級 500 XP:
上級 1,000 XP:
エキスパート 2,000 XP:

ちなみに、レベル機能が導入される前にスタークラブのチャレンジをクリアした場合でも、再度チャレンジをクリアするとXPのみもらえる様子で、XPの獲得率も表示される。

■Pyramid、TriPeaksの個別ボード

1ボード、2ボード、3ボードを選ぶと、必ず片付け可能ボードが出てくる、「個別ボード」となる。

2ボード、3ボードでは、その数クリアしなければならないが、その分1ボードで2回、3回解くよりも割り増しにもらえる。師範などの高難度ではチャレンジのエキスパート同様ものすごく難しいが、チャレンジと異なり、必ずクリア可能なボードが出てくるというのは気が楽。また、スコアを気にしなくても良いのも楽なところ。といっても難しいボードはものすごく難しい。Pyramid、TriPeaksそれぞれ師範のボードをなんとかクリアできてうれしい。

それに対して、ランダムを選ぶと、従来通りの「エンドレスボード」となり、3回のディールの中でどれだけボードをクリアし、スコアを獲得できるかというゲームとなり、個別ボードとは異なるゲーム性となる。

■山札を選ぶ

初級、中級、上級、エキスパート、名人、師範、ランダムから選択できる。

ランダムでは、いままでどおり、クリア可能かどうかわからない。それ以外の難度は、片付け可能の山札になる。ランダムにも片付け可能山札にもそれぞれ特有のおもしろさがあるので、気分や好みによって選択する。

「プレイ」ボタンを押すと、選んだ難度でゲームスタート。

ウィンドウの一番下には、「選択内容を次回以降も引き継ぐ」というオプションがある。これにチェックを入れると、次の新しいゲームからは、そのゲームにおいては「山札を選ぶ」ウィンドウが出ずに、すぐに、同じ設定でゲームスタートする。

これは、それぞれのソリティア個別に記録される。

「選択内容を次回以降も引き継ぐ」を解除したい場合は、メニューの「ゲームオプション」を選んで表示される「Solitaire オプション」を下にずっとスクロールさせていったところにある「山札の難易度を記憶する」という項目で、Klondike、Spider、FreeCell、Pyramid、TriPeaks各項目をオフにする。オンにすると「選択内容を次回以降も引き継ぐ」ことになり、オフにすると、新しいゲームで「山札を選ぶ」ウィンドウが出る。

必ず片付け可能なゲームといっても、高難度のゲームでは、かなり難しい。

Ctrl+Zを押し続けると元に戻すことができ、少し時間がかかるが、最初まで戻ることも可能。途中でゲームを抜けたあと、またそのゲームに戻っても、そのゲームの続きからできるので安心。

新しいゲームを選ぶと、そのゲームは負けとなり、FreeCellでナンバーをメモしている場合を除き、そのゲームに戻ることはできない。

■元に戻す

右下の元に戻すボタンを押すか、キーボードの「Ctrl+Z」を1回押すと、1手ずつ戻すことができる。

■途中から再開

Klondike, Spider,FreeCell, Pyramid, TriPeaksの各ソリティアの通常モードでは、戻るを選んでいったん抜けても、また入りなおすと、そのままの状態で再開することができるので安心。

チャレンジでは、ゲームを抜けると、そのゲームは終了となる。

■Klondike


Klondike ラスベガス形式

通常の遊び方のほかに、「ラスベガス」方式のスコアタイプも選べる。ラスベガス形式では、3ターンに制限されるためよりクリアが難しい。

これは、トランプアイランドで3ターン制限を指定したときのスコアシステムと近いが、それに加えてタイムボーナスがある。さらに、スコアが累積される「累積型ラスベガス」も選べる。

Klondike チャレンジ

Klondikeのスタークラブやデイリーチャレンジにある手数制限では、2016年9月の段階では、100動作「以内」と表示されるが、100手ちょうどでは、なぜか失敗となり、99動作以下に納めなければクリアにならない。これは100動作「未満」というかんじになっている(SpiderやFreeCellでは以内という言葉どおり、手数ちょうどでクリアできた気がする)。

しかし、2016年12月4日のデイリーチャレンジでは、75動作以内のところ75動作で無事クリアとなった。

1手足りないときは、ある程度戻って(元に戻すは「Ctrl + Z」ショートカットキーがある)動きを節約して進むと手数が収まることもある。

また、Klondikeのスコアチャレンジで、700点前後以上の高得点が設定されているときは注意が必要。Klondikeでは、組札にカードを移動すると10点加算されるが、カードを山札から列に追加したり、別の列に続けたり、Kを空列に移動するなど、クリアに近づくカードの動かし方をしても5点が加算される。山札のAを列の2につけても5点が加算される。

そのため、山札から組札に直接カードを移動することが多いと、スコアが少なくなってしまう。それが積み重なると、クリアしても得点が足りないためチャレンジ失敗といったことが起こる。

そのようなスコアチャレンジでは、意識的に、直接組札に移動できる場合でもいったん列に下ろしたり、別の列に移動したりして点数を稼いでおく。それでクリアできることもあれば、それでもなかなかクリアできないチャレンジがものすごくむずかしい。

また、最初から高得点を意識すると、今度はクリアできないということも起こるので、難しいところ。

ちなみに、列のカードを組札に移動すると、15点が入ることがあったり、同じ状況で列の一番奥のカードでは10点だったりなど、Klondikeのスコアシステムはまだはっきりつかめていないが、Klondikeの最高得点は、745点で、これは、標準(1ドロー)の片付け可能山札初級で行うと、達成しやすい。標準(1ドロー)初級でスコアに注目しながら進めると、スコアシステムがすこしわかるかもしれない。

このKlondike最高得点745点と、チャレンジで設定されている点数の差の分だけ、スコアを減らすことが可能なので、その分だけ普通に進めると、運が良ければ解けたりする。

●Klondike 山札を選ぶ

「山札を選ぶ」ウィンドウで、標準(1ドロー)、標準(3ドロー)、ラスベガス(1ドロー)、ラスベガス(3ドロー)、累積型ラスベガス(1ドロー)、累積型ラスベガス(3ドロー)も選べる。難度は、ランダムのほかに、初級、中級、上級、エキスパート、名人、師範がある。

選べる難度は、モードや引くカード数によって異なり、

標準(1ドロー)では、初級、中級、上級、エキスパート、名人、師範。
標準(3ドロー)では、中級、上級、エキスパート、名人、師範。
ラスベガス(1ドロー)では、中級、上級、エキスパート、名人、師範。
ラスベガス(3ドロー)では、上級、エキスパート、名人、師範。
累積型ラスベガス(1ドロー)では、中級、上級、エキスパート、名人、師範。
累積型ラスベガス(3ドロー)では、中級、上級、エキスパート、名人、師範。

名人、師範になると、なかなかクリアできないことが多くなる。

さらに、山札を引き直す回数が3回に制限されるラスベガス形式がものすごく難しく、ラスベガス3ドローの師範はなかなかクリアできなかったが、なんとか運よく師範の中ではクリアしやすそうなかんじのゲームが出てきて、それでクリアできた。運よく師範をクリアできてうれしい。

■Spider

Spider 組数

スコーピオン」 ソリティアと近い分類だが、ゲーム感覚はけっこう異なる。収録されているソリティアの中で唯一、複数のセットのトランプを使う。104枚のカードで、8つのK~Aの山を作ればクリア。

使うカードのマークの数によって難度が変わる。組(スート)の数は、ゲームオプションの「組数」で選べる。

「1組」(スペードのみ8セット)ではかなりやさしい。

「2組」は、実績では「2スートゲーム」とも書かれていて、ハートとスペードが4セットずつで、ちょうど良い難度。

ところが、ハート、ダイヤ、スペード、クローバーを2セット使う完全版の「4組」はものすごく難しく、どうにも、クリアできなかった、が、ようやく初めてクリアすることができた。

とにかく山札を1つ完成させるのも難しいが、89回目で初めて山札が2つ完成できたとき、いろいろ戻って動かし方を変えたり1時間1分16秒試行錯誤したのち、運よく道が開けて、ついについにクリアすることができた。少し動かし方を変えると、別の局面になることも。クリアできそうな状態になったときは、かなりの緊張感で、4組のSpiderをクリアできてとてもうれしい★

2組のSpiderでウェブサーフィンの実績を取ったり、スタークラブのチャンレンジをすべてクリアした後で、再び4組のSpiderに挑戦してみると、今度は、意外にも、7回目でクリアすることができた。

しかし、3回目のクリアはなかなかできず、37回目でようやくクリア😵。なにかSpiderには重要なコツがあるかもしれないが、なかなかわからない・・・。

Spider チャレンジ

スタークラブやデイリーチャレンジやイベントのエキスパート(超上級)では、その4組のチャレンジが出てくるなど、ものすごく難しい。初級とミディアム(中級)までは主に1組なのでやさしいが、上級では2組が中心となり本格的なパズルとなる(上級でも1組のチャレンジがまれにあるが、それは上級なので難しい)。エキスパート(超上級)では、主に、4組で数個の山札を完成させるチャレンジと、手数制限や時間制限付きで2組のチャレンジで構成され、1つのチャレンジだけでも相当な時間がかかる。元の「超上級」という呼び方の通りの難度で、Spiderの特訓のようなチャレンジとなっている。逆に、実績「ウェブサーフィン」を獲得するため、2組のSpiderを100回クリアして特訓してから上級・エキスパート(超上級)にチャレンジすると、少し解ける可能性が増えたりする。

さらに、手数制限+スコアチャレンジの「スコアチャレンジを移動」(?)では、スコアが重要になるが、Spiderのスコア方式は、500点から始まり、山札を完成させるごとに100点加算される。しかし、一手動かすごとに1点ずつ減る。しかも、元に戻すでも1点減るので、元に戻すを駆使していると、スコアが足りなくなるなど、ものすごく厳しい。しかし、ある程度元に戻す回数には余裕があることも。

また、1100点などの高得点が設定されているスコアチャレンジも注意が必要。これは、500点+8つの山札完成800点=1300点から設定された点数分だけ引いた数の手数で山札を片付ける、一種の手数制限だが、元に戻すでも1手減るところが難しい。

どちらの場合も、スコアが足りなかったら、最初からやり直しになる。なんとなく進みやすいように配置されていれば、スコアやを気にせずにクリアできたりするが、そのままではなかなかクリアできない場合がものすごく難しい。

Spiderのエキスパート(超上級)は、動かし方が運よくクリアできる方向だった場合は、クリアできるかんじで、多くの場合、やはり、どうにも、クリアできなかったりする。そのため、Spiderのエキスパート(超上級)は特に、すべてをクリアするというかんじではなく、運が良いときにクリアできるかもしれないというかんじで進めていくといい気がする。

●Spider 山札を選ぶ

「山札を選ぶ」ウィンドウで組数も選べる。難度は、ランダムのほかに、初級、ミディアム、上級、エキスパート、名人、師範がある。

1組では、初級、中級、上級、エキスパート、名人の5つの難度が選択できる。
2組では、上級、エキスパート、名人、師範の4つの難度が選択できる。
4組では、エキスパート、名人、師範の3つの難度が選択できる。

組数によっても難しさが変わる。たとえば、同じ師範でも、2組の師範はクリアしたことも1回あるが、4組の師範は、とてつもなくむずかしく、なかなかクリアが見えなかったが、運よく師範の中では動かしやすいときにようやくクリアできた。

クリア時間の目安は、私の場合、

4組エキスパートは、20分~1時間以上、
4組名人は、30分~2時間以上、
4組師範は、50分~

といったかんじになる。運が良ければ、これより早く解けたりする。ものすごく難しければ、ギブアップもありえる。

エキスパートでも、あきらめたくなるような並びも多く、名人になるとそれがさらに増え、師範になると、多くが困難に見えるかんじになる。しかし、師範や名人でもエキスパートクラスの並びのこともある。

さらに、1組や2組でもエキスパートや名人や師範はとてもむずかしく、4組と同じぐらい時間がかかったりする。

■FreeCell

●まとめて移動

FreeCellでは、ルールとしては、1度に1枚ずつしかカードを移動できないが、フリーセルや空列を使うことで、1枚ずつ動かしたときに結果としてそのように移動が可能の場合は、まとめて動かせる。

フリーセルが1つ空いていると、2つの連続したカードをまとめて動かせる。
フリーセルが2つ空いていると、3つの連続したカードをまとめて動かせる。
フリーセルが3つ空いていると、4つの連続したカードをまとめて動かせる。
フリーセルが4つ空いていると、5つの連続したカードをまとめて動かせる。

そこで、フリーセル1つと、列1つが空いていると、空列に移動しないのであれば、4つの連続したカードをまとめて動かせる。

空いている場所の数が2つと同じにもかかわらず、まとめて移動できるカードが1枚増えるので便利。

フリーセル2つと、列1つが空いていると、6つの連続したカードをまとめて動かせる。
フリーセル3つと、列1つが空いていると、8つの連続したカードをまとめて動かせる。

フリーセル1つと、列2つが開いていると、8つの連続したカードをまとめて動かせる。

このように、空列と組み合わせると、まとめて動かせるカードがとても多くなる。

空のフリーセルと空列と、まとめて動かせるカードの関係の表は、以下のページにある。Thank You★
http://www.solitairecentral.com/articles/FreecellPowerMovesExplained.html

FreeCell ゲームナンバー

FreeCellでは、山札の配置によってナンバーがついていて、このナンバーによってカードの配置が決まっている。

Microsoft Solitaire CollectionのFreeCellでは100万を超えるナンバーのゲームが出てくる。1~9999999のナンバーがある。

ちなみに、トランプアイランド(その3)で 紹介したWindowsフリーセル超難解ナンバー#1941は、Microsoft Solitaire Collectionでも、「メニュー」ー「ゲームオプション」にある「ゲーム# に入室」のところにあるテキストボックスに番号を入力して「プレイ」ボタンを押して、番号指定してゲームができるので安心。

FreeCell チャレンジ

スタークラブやデイリーチャレンジやイベントでは手数制限や時間制限付きのチャレンジがあるなど、別のパズルとしてとても手ごたえがありおもしろい。

スタークラブやデイリーチャレンジやイベントの手数制限で、特定のカードをホームに置いてクリアするチャレンジでは、自動で飛ぶ機能によって失敗することがある。このとき、自動で飛ばないで手動で目的に近づくことを優先して移動させればクリアできるということがある。

そういったときは、失敗したときに出てくるウィンドウの右側にある「最後の動きを元に戻す」ボタンを押したあとで、元に戻す機能を使って、自動で飛ぶところまで元に戻す。そうすると、元に戻ったところから1つ自由に移動できるので目的のカードをホームに置くことに近づける。その後1つカードを移動させるとまた自動で飛んでいくので、また戻って、1手ずつそれを繰り返す。

手数制限では、自動で飛ぶときにもカード1枚につき1手となる。カードをまとめて動かす場合は、まとめた分が1手となるので、その分手数が少なくなる。

時間制限があるチャレンジでは、自動でカードが飛んでいる間はタイムが止まることがポイントになる。

FreeCell 山札を選ぶ

「山札を選ぶ」ウィンドウでは、ランダムのほかに、初級、ミディアム、上級、エキスパートから選べる。それでもナンバーがあるので、難しい配置を探す場合にはエキスパートを選ぶといいかもしれない。

必ず片付け可能ということなので、下記のクリア不能ナンバーは取り除かれると思われる。

FreeCell 難解ナンバー

100万までには、8個のクリア不能ナンバーがあるとのことだが、100万以上には、どれだけクリア不能のナンバーあるだろうか?また、#1941と同等かそれを上回る困難クリア可能ナンバーはあるだろうか?

「#234398」が相当手ごわく、なかなかクリアが難しい・・・・・・(この番号は100万以下なので、Windows7のフリーセルにも存在する。そして、Wikipediaにあるクリアできないゲーム番号には含まれていない)。

が、なんとか2日目でクリア!時間は3時間32分9秒。Microsoft Solitaire Collectionでは閉じても時間は継続され、さらに、そこから最初まで元に戻すことも可能(Windows 7のフリーセルではこれができなかった)。そのため、次の日にクリアタイムを持ち越すことができるが、詰んだときの画面などで、新しいゲームを始めると、そのゲームが終了し、タイムも0からになり、負けの判定となる(ゲームオプションのゲーム#に入室で始めた場合は統計にカウントされないものの、その場合でもいったんアプリをやめた後の再開で新しいゲームを始めると負けにカウントされた気がする)。

Google+のSanse Softcatalogにある、「FreeCell Difficult Number」コレクションでは、このような難しい、または、やや難しいナンバーをポストしていく予定。

ちなみに、フリーセル難解ナンバー(Free Cell #1941)様
http://www9.plala.or.jp/t_shrg/
に載っている難解ナンバーを重点的に行ってみたところ、
「#57148」がものすごく難しく、#234398を超える、6時間40分24秒(3日間)でようやくクリアできた。

通常のFreeCellで1分以内にクリアできたナンバーは、「FreeCell Easy Number」コレクションに。現在最短タイムは51秒。

しかし、さらに難しいナンバーがあった。「#739671」で、これは、下のクリア不能ナンバーには含まれていないので、クリア可能ナンバーとなる。だが、私には、どうにも、クリアできない・・・・・・・・・。739671で「なさ苦労ない」と読めるナンバーだが、ものすごく苦労するナンバーであり、一応どこかにあると思われる解答は見ていないものの、あきらめモードになっている。

そのほかの難解ナンバーには、以下のサイトも参照。Thank You★

http://www.solitaireinnovations.com/freecelllist.html
#739671はこのリストの中に・・・。

http://freecellgamesolutions.com/stats.html

●FreeCell クリア不能ナンバー

http://solitairelaboratory.com/fcfaq.htmlには、#9999999までのクリア不能ナンバーと思われるものが載っている(「How often can I win?」の項目のところ)。Thank You★ また、こちらブログにも同様の関連情報が載っている。ありがとう★ なお、この2つでは130個と、126個と数の違いがある。違いは、7705172 7748399  7777900 7795097。ちなみに、このフォーラムにも同様のリストがある。

その#9999999までのクリア不能ナンバーは以下のとおり(※未検証)

11982  146692  186216  455889  495505
512118  517776  781948  1155215  1254900
1387739  1495908  1573069  1631319  1633509
1662054  2022676  2070322  2166989  2167029
2501890  2607073  2681284  2712622  2843443
2852003  2855691  2923820  3163790  3172889
3194539  3217820  3225183  3366617  3376982
3402716  3576395  3595299  3878212  3946538
4055965  4207758  4266168  4269635  4324282
4334954  4440758  4446355  4765843  4863685
4910222  5046726  5050537  5086829  5225172
5244797  5260342  5401675  5478410  5611185
5672090  5817697  6020049  6099064  6100919
6234527  6314799  6332629  6416342  6749792
6761220  6768658  6844210  6895558  6898316
7035805  7261039  7334559  7360592  7400819
7484159  7497878  7530003  7536454  7705172
7748399  7777900  7795097  7801943  7814345
7825750  7863486  7887312  7923001  7965413
8000527  8046431  8076134  8104908  8105324
8114984  8119415  8121228  8237732  8267373
8354257  8381178  8527378  8608154  8712426
8719444  8736337  9093368  9110337  9190487
9222830  9262134  9414989  9415104  9435589
9452398  9626317  9647001  9660366  9747437
9771903  9830419  9855268  9861848  9917279

1~9999999までを見ると、フリーセルは、99.9987%(ほぼ99.999%)クリア可能ということに。ランダムでは10万回に1回はクリア不能の可能性がある。

■Pyramid

Pyramid ゲーム内容

トランプアイランドでは可能な奥のカードとの組み合わせでは取れないというルールの違いがある。しかし、トランプアイランドでは1ターンが既定のためクリア確率がかなり低いが、Microsoft Solitaire Collectionでは1ディールにつき3ターンなのでクリア確率はトランプアイランドより高い。

エンドレス ボードでは決められたディール回数でどれだけ点数が取れるかというゲーム性もおもしろい。なお、Microsoft Solitaire CollectionのPyramidでは、山札どうしを組み合わせて取ることも可能。さらに、必ずクリアできる個別ボードでは、高度な思考型パズルを楽しめる。

私のエンドレス ボードでの最高得点は、プレミアムブースト(追加ディール)を使って、運よく28600点(22ボードクリア)😊

Pyramidのチャレンジをしていると、けっこうクリアできなさそうな配置でもクリアできることに気づく。そのため、手詰まりになったらとりあえず数回そのボードを最初から戻してみて、これがクリア不能かどうか確認する。クリア不能と確認できた時、または、はっきりしないがクリアが難しそうだと思ったら次のボードに進む。クリア不能が連続することも多いが、ずっとクリア可能が続くことがあり、そうすると高得点のチャンス。

Pyramid タイムモード

Pyramidには、タイムモードもあり、2分30秒の中でどれだけスコアを獲得できるかにチャレンジする。タイムモードにするには、メニューでゲームオプションを開き、「タイマー」をオンにする。2分30秒(150秒)では、1ボードクリアに早くても1分前後かかる私にとっては、運よく2ボードクリアするのがやっとで、最高は2705点。ボードクリア時の演出時もタイムは減っていく。もし、平均47秒で1ボードをクリアできる方ならば、3ボードクリアの可能性があるものの・・・。私には2ボードクリアが上限と考えている。

Pyramid チャレンジ

Pyramidのスタークラブやデイリーチャレンジやイベントはかなり難しい。TriPeaksと異なり、場札はすべて見えるのが救いなものの、山札が出てくる順番は事前では見えないことなどから、先を読むのは難しい。

山札を使わず、場札同士で取ると、ペアどうしカードが重なり、あとで山札から出てこないという状態になる確率を減らすことができる。しかし、場札どうしで取る場合でも、初級や中級(ミディアム)から、けっこう奥にあるカードを使う必要があったりする。よく見ると、重なっていないカードがあり、そのカードを使って取ったりするので、実際取ってみるまでそこに気づかないことが多い。その場合、「ボードを元に戻す」ボタンでそのボードの最初に戻って、そこを取るように取り方を変える。そのため、すぐにはクリアできず、時間がかかり、手ごわい。

中級(ミディアム)・上級になると、それに加えて、そのままでは3ターン以内にはクリアできず、山札で取る札が2つある場合に、最初に出てきたカードをあえて見送って、後に出てくるカードで取ったり、山札どうしで取ったりなど、取り方に工夫が必要なことが多くなる。山札どうしで取ると、その山札の前のカードが現れることになり、そのカードで場札を取れたりする。

さらに上級・エキスパート(超上級)では、場札と山札であえて取って、山札どうし取れるようにカードを減らしておくなど、シビアなチャレンジも多くなる。

スコアチャレンジやカードチャレンジでは、クリア不能のボードがあるために、どうしても途中までしか取れない、といったこともある。そのボードがクリア不能かどうかを判断するのは難しく、勘に頼ることも多いが、Pyramidでは、最初の場札の配置を見ると、クリア不能と判断できるボードもある。

特に、上級やエキスパート(超上級)のようなシビアなスコアチャレンジでは、ギリギリやほぼギリギリにスコア設定されていて、山札どうし取ってスコアを稼いでおかないと、スコアが足りなくなってしまったりする。前のボードに戻ることはできないため、そのボードでスコアがどうしても足りないことに気づいても、前のボードには戻れず、そのチャレンジを最初からやり直すしかない。そのため、この種類のチャレンジがとても難しい。

山札どうし取ることが重要なチャレンジでは、どの山札どうしのカードが取れて、どのカードを場札で取るかを考えるため、山札をめくってカードが出てくる順番をメモしておくと、わかりやすくなる。メモしたら、「ボードを元に戻す」ボタンを押す。ちなみに、Pyramidは場札28枚で山札は24枚。

Pyramidのチャレンジの解き方をまとめると、だいたいこのような順番になるかもしれない。
・場札どうしで取ってみる
・奥のほうの場札と組み合わせて取ってみる
・場札の取り方を変えてみる
・使う山札を最初に目につくものではなく、もっと後に出てくる山札を使ってみる
・山札どうしで取ってみる
・場札と山札で取れるように、その間の山札を取っておく
・場札どうしで取れる場合でも、場札と山札で取ってみる
・厳しいながら場札の取り方が複数ある場合、再度別の取り方も合わせて試してみる
・例えば最後のカードを取るときの組のカードが山札の先頭近くにある場合など、どうしても3ターン目で手詰まりになる場合、実は取り方を変えると2ターン目までにかなり取れるという可能性がある
・クリア不能でその先に進めないボードがある場合、その前のボードでそれまでに山札どうしで可能な限り多く取っておく
・山札の順番をメモする

ちなみに、Pyramidのスコアは、場札山札両方とも1回取ると5点(K1枚で5点、他のカード2枚で5点)。

1段目をすべて取ると、+25点。
2段目をすべて取ると、+50点。
3段目をすべて取ると、+75点。
4段目をすべて取ると、+100点。
5段目をすべて取ると、+150点。
6段目をすべて取ると、+250点。
7段目をすべて取ると、+500点。

合計すると、
1ボード = 1290点。
2ボード = 2580点。
3ボード = 3870点。
4ボード = 5160点。
5ボード = 6450点。

Pyramidのカードチャレンジでは、山札のカードを取っても1枚に加算される。

Pyramidチャレンジの補足は、Microsoft Solitaire Collection (その3)にもある。



実際に私が個別ボードの師範をクリアした動画。4分30秒でクリアできたので、師範の中では比較的やさしいほうの印象。通常はもっと、ものすごく時間がかかることが多い。

■TriPeaks

TriPeaks ゲーム内容

トランプアイランド収録の中で最もクリア確率の低い「ゴルフ」ソリティア(確率はトランプアイランド(その2)に)のクリア確率を高めたゲーム。場札は先頭のカード以外は裏返しになっている。山札と、それに続く数字のカードが取れる。場のカードの数が28枚と、ゴルフの35枚より少なく(結果、手札はTriPeaksは24枚、ゴルフは17枚)、1つ開くと2つのカードが先頭に出る部分もあるうえに、KからA、AからKに続くこともできる。

それでもエンドレス ボードでは決められたディール回数の中でどれだけ点数が取れるかというゲーム性がついていておもしろく、連続でカードを取り続けると、効果音が上がり、スコアも多くなる。カードの飛び方や効果音にも爽快感がある。さらに必ずクリアできる個別ボードでは、高度なパズルを味わえる。

私のエンドレス ボードでの最高得点は、プレミアムブースト(ジョーカー)を使って、運よく326100点*

この記録では、ボードを元に戻すを使わず、数手戻る程度にしていた。この方法は、爽快感と、次に選ぶ道によってどうなるかわからない緊張感がある。かなり運よくどんどんボードをクリアできたときなので、その後なかなかこの記録を超えることができない。

そこで、チャレンジを解くように、ボードを元に戻すを使って数回やり直してクリアできるかどうか確認してからゆっくり進む方法を試してみた。こちらはよりパズル的な楽しみ方になる。しかし、TriPeaksはPyramidよりクリア不能かどうかの判断が難しいので、勘によるところが多い。

そして、同じくプレミアムブースト(ジョーカー)を使用して、557300点(29ボードクリア)というスコアが出た😊

しかし、多くの場合、なかなか長丁場になるので、私の場合、だんだんと、集中が続かず、何回かそのボードをクリアできないと、そのボードをクリアできないものとして先に進むことが多くなる。

その後、TriPeaksのイベントのチャレンジでよくつまづくので、その練習として、もう少し粘ってみたところ、628700点(35ボードクリア)というスコアが出た😊😊

運よく、エキスパート(超上級)のチャレンジのようなボードも何回かクリアでき、とてもうれしい。

かなりパワーを使い、奥が深い。ちなみに、コツはやはりよくわからない。

●TriPeaks チャレンジ

TriPeaksのスタークラブやデイリーチャレンジやイベントはけっこう難しく、中級(ミディアム)や上級でもかなり難しいチャレンジがある。さらに、TriPeaksのエキスパート(超上級)では、取れるカードでもあえて取らずに残しておき、あとで取るというチャレンジが多くなり手ごわい。

とくに一番てっぺんのカードが取れないときには、ボードを最初からやり直す以外にも、そのカードの数字を覚えておき、少し戻ってみて、それが取れる前後の数字のカードがどこにあるかを見る方法がある。

山札にあれば、それまでにてっぺんのカードを表に出す必要があるかもしれないが、なかなかなかったり、なかなかそれまでに重なっているカードが取れない場合が多い。場札にあれば、それを残しておいて後から取るという可能性がある。また、奥のカードと連続した数字のカードが重なっている場合がある。その場合は、重なっているカードが1つの場合には、まとめて取れたりするので、その可能性も考える。しかし、そうではなかったり、それだけではないことも多く、ものすごく難しい。

TriPeaksのスコアチャレンジでは1つ注意することがある。TriPeaksでは、連続でカードを取ると、100点、300点、500点、700点、900点、1100点、1300点、1500点、1700点、1900点、2100点、2300点、2500点、2700点、2900点というように、カードを取った時の点数が増えていく。ところが、連続で取ったあとで元に戻すを使って再度カードを取った場合、連続で取ったことにならず、その取ったカードが100点に戻ってしまう。そのため、スコアチャレンジで連続でカードを取っているときに元に戻したい場合は、その連続でカードを取る前まで戻る。

ちなみに、TriPeaksでは、ボード内で、ピークを
1つクリアすると、+500点、
2つクリアすると、+1000点、
3つ全部クリアする(ボードをクリアする)と、+5000点
が手に入る。

TriPeaksの上級やエキスパート(超上級)のスコアチャレンジは、そのボードをクリアするのか、たくさん連続で取って点数を稼ぐのかの判断が難しい。

どうしてもボードがディール数以内にクリアできなければ、できるだけ連鎖を続けて取るようにする必要があるが、非常に難しいチャレンジの場合、取れるカードをあえてたくさん見送ってでも連続で取れるようなカードが来るのを待つことがクリアのポイントなったりする。

しかし、実はボードをもう1つクリアすることが可能かもしれない。このように、複数の可能性があるため、かなり手ごわい。

PyramidやTriPeaksのチャレンジでは、チャレンジごとに決まったディール数で、目的を達成するとクリア。ボードをクリアできなかった場合、できなそうな場合には、1手ずつ戻す方法のほかに、画面右下にある「ボードを元に戻す」ボタンも使える。これを押すと、いままでクリアしてきたボードのスコアやカードはそのまま残り、そのボードを最初の配置に戻すことができるので、かなり便利に使える。そのボードが始まった時のスコアやカード数に戻る。失敗したときは、「最後の動きを元に戻す」ボタンを押した後で、「ボードを元に戻す」ボタンを押す。

これで、やり直してクリアに再挑戦しながら1つずつボードをクリアしていくこともできる。しかし、残りのディール数が0のチャレンジもあれば、数回残りのディール数があるチャレンジもある。

残りのディール数が0ということは、出てくるボードがクリアできるということになる(スコアチャレンジ等のときはそのスコアに達するまでなのでどこまでボードがクリアできるかはそのチャレンジによる)。

残りのディール数があるチャレンジの場合、クリアできないボードが含まれている可能性がある。そうなると、どれがクリアできるボードかがわからないことが難しい。

、と思ったが、ランダムにボードが出たりするチャレンジもあるようす。TriPeaks中級で1ディールで3つのボードをクリアするチャレンジがあり、そこで、どうしてもクリアできないボードがあった。しかし、「もう一度トライ」で再チャレンジすると、そのチャレンジでは、別の並びのボードが出てきた。そういったチャレンジの場合は、何回かチャレンジをもう一度トライでチャレンジしなおすと、いつかは3つともクリアできるボードとなる。

TriPeaksのカードチャレンジでは、Pyramidと異なり、山札のカードを取っても1枚に加算されない。

■スタークラブ

スタークラブのチャレンジには「初級(Easy)」「中級(ミディアム)(Medium)」「上級(Hard)」「エキスパート(超上級)(Expert)」の4つのレベルがある。また、デイリーチャレンジ・イベントでも同様のレベルがある。ちなみに、2018年5月の更新から中級は「ミディアム」に、超上級は「エキスパート」に名称を統一したようすだったが、2020年に確認したところいつのまにかミディアムが「中級」戻っていたりするので、また呼び名が変わるかもしれない。

チャレンジによっては、同じレベルでも難しいものもある。そういった場合、そのレベルのほかのチャレンジはそれよりやさしかったりするので、解けないチャレンジをいったん飛ばして別のチャレンジをするのも有効。

スタークラブのチャレンジでは、その日どうしてもクリアできなかったチャレンジでも、別の日に行うと、解けるということも多い。

スタークラブは、ステージクリア型の、リトル・マジック(スーパーファミコン)紫禁城倉庫番とんじゃんといった思考型パズルを1つずつ解いていくかんじで進めていくことができて面白い。

しかし、スタークラブはものすごくボリュームがある。一般的に、1年間ではすべてをクリアするのが難しいボリュームと難度となっていて、まだ相当な量のチャレンジが残っている・・・。

と、思ったが、2016年11月1日で、そのときにあった、すべてのチャレンジをクリア!

星の数は、2016年11月1日の段階で、全部で2410個。

かなり、大変で、シビアなチャレンジも多かったが、すべてクリアできてとてもうれしい★

しかし、これからのアップデートで、新しいコレクションが追加される可能性もある。

実際、2017年10月に新たにコレクション「Autumn Chill」が追加され、すべてなんとかクリアし、星は全部で2460個となった。

そして、2020年5月には、さらに2つのコレクションが追加されている。

お読みいただきありがとうございます😊🍅

実績については、次の記事
Microsoft Solitaire Collection(その2)
に。実績一覧、取り方に関するちょっとした解説。

イベントについては、
Microsoft Solitaire Collection (その3)
に。イベントの内容や種類などを解説。