2012/10/16

ロットロット

ロットロット
徳間書店/アイレム
ファミリーコンピュータ

カラフルな色の玉がたくさん流れてくるのを部屋を入れ替えながら指定の場所に落としていくゲーム。たくさんの玉が落ちていく様子や効果音が楽しく、おもしろい。


■ゲームの内容


画面の一番上の大きな部屋にたくさんの玉が流れてきてたまってくる。

下には縦4つ、横4つの16個の部屋がブロックで区切られている。その区切っているブロックが開くと、玉が流れて落ちてくる。ブロックの開き方にはいろいろなパターンがある。

1つの部屋には最大15個の玉が入る。

プレイヤーが赤い矢印を操作すると、数秒後に遅れて緑の矢印が同じ軌道で動く。その時間の差で、2つの矢印が指す部屋が異なることになる。そこでAボタンを押すとその2つの矢印の指す部屋の玉を入れ替えることができる。

一番右の壁が開き、玉を一番右に落とすと1個50点が入っていく。このように、玉をこの50点の場所に入れるのが基本的な目的になる。15個の玉が50点のところに入ると750点になる。

また、一番下が開くこともあり、そのときの点数は、右から1個30点、10点、0点になる。一番右に落とすより点数は低いものの、右に落とすより素早く多くの玉を落とすことができるという点と、赤玉を落とせるという重要な役割がある。

一番左下に、床が赤いワイヤーになっている部屋がある。下には「OUT」と書かれている。
その部屋に玉が入ってしまうと、そのワイヤーを切ろうとしてカニが上ってくる。カニにワイヤーを切られて、玉がOUTのところに入ると1ミスになる。3回ミスするとゲームオーバーになる。

カニはそのOUTの部屋が空になると戻っていく。そのため、この部屋に玉が入ったらすばやく空いている部屋と入れ替える必要がある。これもこのゲームの大きな要素になる。カニはOUTの部屋に入っている玉の数で上ってくる速さが変わり、たくさん入っているとすぐ上ってくるので危険。かなりギリギリでもほんのちょっとの時間空になればカニが戻っていく。逆に交換する部屋に1個でも玉が入っていると戻っていかない。。。少しの玉だと遅くなるので、緊急に右端の部屋の玉が流れ落ちるまでの時間稼ぎなどでいったん少なくしておくという方法もある。

1つのラウンドには規定スコアがあり、そのスコア以上になればラウンドクリア。玉の色が変わり、右下が開いた状態のボーナスステージになる。

■赤玉

1つだけ色が違う赤い玉が混ざって落ちてくることがある。他の玉は右に流れるが、この赤玉は左に流れるため、一番右の50点に入らない。また、他の玉が流れるのをせき止めたりしてしまう。

しかし、この赤玉を、一番下に落とすと、その場所に書いてある点数にかかわらず5000点が入る。1つのラウンドで5万点取ればクリア(ラウンド1では2万、ラウンド2と3は4万、その後は5万)なので、その10%が入るのはかなり大きい。そのため、まず、下が開くポイントを覚えておくと便利。

ちなみに赤玉の左に玉が5個あるときに右の壁が開いていていれば、壁の部分に赤玉が行く。その状態だと壁は閉まらないという特徴がある。

■ボーナスステージ

ラウンドクリアすると、一定時間色が変わるボーナスステージになる。残った玉を右下の部屋から落とすことができる。左下の部屋に玉があってもカニは出てこない。
1個が倍の100点になる。次のラウンドで取らなければならない点数が少なくなるので、多く入れたいところ。しかし残った玉の状態や操作によってはあまり入れれないこともある。。。

さらにすべての玉を落とすと、10000点の大きなボーナスを獲得できる。これは次のラウンドがより楽になるのでかなりうれしい。しかし、これは部屋を空にしたらではなく、一定時間に50点のところに玉が落ちたときに、最後の玉が10000点になる。そのため、部屋を空にしたのにギリギリ間に合っていなくて10000点が入らないといったこともある。。。

ちなみに赤玉があると、そのときは10000点ボーナスは獲得できないことになるが、ボーナスステージ開始直後に右下の部屋で赤玉が壁のところにあると、通常の玉のようなかんじで落とすことができる。いったんボーナスステージが始まった後にそこに赤玉を移動させても落ちてくれない。

■50万点

このゲームを始めるにあたり、以下のページが参考になった。ありがとう★

「FCのゲーム制覇しましょ」まとめ様/ロットロット
https://w.atwiki.jp/famicomall/pages/632.html

それによると、このゲームは、50万点以上取り、ゲームオーバーになったときのパスワードを送るとメンバーズステッカーが先着2000名で貰えたらしい。

ということで50万点が目標になる。しかし、けっこう難しく、簡単にはメンバーズステッカーは貰えない。。。。

■パターン

ブロックが開いたり閉じたりするのは一定のパターンがあり、ゲームを進めていくと決まった順番で次のパターンになっていく。

パターンには長さがあり、パターンの途中でミスをするか、ラウンドクリアすると、再び同じパターンの最初からスタートする。

そのため、玉の落とし方、ミスの場所、ラウンドクリアのタイミングなどによってパターンが早く来たり遅く来たりする。

パターンによって難しいパターン、点数が稼ぎやすいパターン、とんでもなく難しいパターンがある。

まず、序盤にかなり右側の空いている部屋とOUTの部屋と頻繁に行き来して入れ替える難所がある。そこでは、空いている部屋、空く部屋に注目しながら入れ替える。けっこうシビア。

中盤を越えてジグザグに落ちるパターンが2回連続で続いた後、2段目と4段目の右端が開いていて、すべての玉を落としてもしばらく玉が落ちてこず、静まり返った後からが地獄;;。壁になるパターンになる。

そこをなんとか通過すると、すぐに赤玉が下に落ちるパターンになる。そのパターンは壁になるパターンよりは少し穏やかだが、やはり難しい。

そして、その後が、私は50万点を取ったときでも突破していないパターンになる。最上段で左のブロックが2つだけ開いていくパターンで、そのまま進むと、右上が流れているときにすべての部屋が埋まってしまい、詰んでしまう。。。50万点を取ったときは、そこまで1つパターンが遅かったことと残り2機で2回やや粘って運よくギリギリラウンドクリアできた。。このパターンをクリアするにはさらに研究が必要な気がする・・・。

ということで難しい壁になるパターンが来るのを遅くすれば、50万点に到達できることもある。

ラウンド2で効率がよければ(ラウンド1でのボーナスステージで1万点ボーナスを取るなど)、ラウンド2のパターンがもう1回ラウンド3で来ることがある。なかなかあまりないが、これがあれば50万点に近づく。

さらに、上から下が順々に開いていき、赤玉が下に落ちるパターンがポイント。ここではたくさんスコアが入り、比較的楽なほうになる。4万点前後あたりぐらいから難しくなるが、そこでミスすると、また、赤玉が落ちるところまで戻るので、すぐにラウンドクリアできる。さらに、ラウンドクリア後もそのパターンの最初にもどる。これでパターンが進むのを遅くすることができる。(確かではないがそのパターンに行く前の点数効率が良くミスせず同じパターンにも1回なった記憶もあるような・・?)

1回これを利用して、45万点まで、壁になるパターンを遅らせることができた。これで、壁になるパターンさえクリアすれば50万点が楽に達成できる。が、にもかかわらず、壁を越えることができなかった・・・・・。。

■赤玉のポイント

ラウンド1で赤玉が出てきたら、0点のところに置いておく。それで落とすことができる。玉を50点に落とすのが効率が良すぎると、赤玉が落ちる前に2万点に到達してしまうので注意。

ラウンド2で赤玉が出てきたら、再び0点のところに置いておく。

右上からたくさんの玉が落ちるあとは30点が開くので、30点のところに置いておく。

上から下に15個の塊が落ちてきて、最下段の左側が開いていきOUTにいくあとは、0点と30点が開く。2個の赤玉があるので、それぞれ0点と30点に置いておく。

たくさん上から下に落ちていく。下が開く機会が多く、任意に落とすことができる。

序盤の難所を突破した後、1つだけ穴が開いて流れていくパターンの途中に赤玉が落ちてくるとその穴をふさぐので、ふさぐ前に入れ替える。

その後別のパターンで、たくさん上から下に落ちていく。そのままでも落ちていくので、右に落とすのに集中してもいいかもしれない。

壁になるパターンの1つ前、ジグザグに落ちていく途中に10点が開く。